ヒナをひろわないDAY
バードウィーク期間中、ねいの里では野鳥にまつわる様々なイベントをおこなっています!
今日のイベントは「ヒナを拾わないDAY」でした。
春から夏にかけてのこれからの時期は野鳥たちは子育てのシーズンです。
巣から落ちてしまったり、巣立ちしたばかりの野鳥のヒナに出会うことがあるかもしれませんが、そんな時はどうしたらいいのか考えてもらうのがこのイベントの狙いです。
なぜ拾わないほうがよいのでしょうか?
今回のイベントには音川保育所の年長組のみなさんと、子育てサークルまめでっぽうのみなさんに参加してもらいました。
まずは誰でも知っている身近な野鳥「スズメ」のおはなしから。
スズメってよく知っているようで、いざどんな模様をしているかと言われると答えるのが難しい鳥なんですよね。
そこで絵をつかってわかりやすく紹介。
茶色一色ではなく、おなかは白くでほっぺたは黒いのが特徴的です。

子どもたちの観察力はすごい!
みんなスズメの色をしっかり答えてくれました。
では、スズメたちはいったいどうやって子育てをしているのでしょうか?
鳥獣保護センターのスタッフが絵本を読みながらわかりやすく説明しました。
次に、実際に子育て中の巣箱にこっそり小型カメラを入れてスズメのヒナの様子を観察しました。
ねいの里には野鳥用の巣箱が20個ほど園内に設置してあり、今はスズメ、シジュウカラ、ヤマガラが子育ての真っ最中なのでちょっとだけのぞかせてもらいました。

モニターには黄色いくちばしのスズメのヒナが大きく映し出されました。

普段は見ることができない巣箱の中に子供たちも興味津々!
スズメのことが少しわかってもらえたところで本題に入ります!
ヒナをみつけたときどうして拾ってはいけないのかについては「わたしのことり」という紙芝居をつかってお話ししました。
まだ上手に飛べない巣立ったばかりのヒナをみつけたモモちゃんという女の子が物語の主人公です。

野鳥のヒナは本物の親鳥でないと立派に育てられないことがよくわかってもらえたかな?
鳥獣保護センターではヒナは見つけても安易に拾わずに親鳥に育てさせることをお願いしているのですが、どうしても親鳥に返すことができなかったヒナをやむをえず育てているので、そのヒナたちの餌やりの様子も見てもらいました。

ヒナを育てるためには一日に何度も何度も餌をあげなくてはならずとても大変な仕事なので、親鳥たちは本当にすごいと感じています。
最後に今年4月27日に鳥獣保護センターに搬入され、スタッフが一生懸命育てたセグロセキレイの若鳥4羽を自然に返しました。

無事4羽とも大空に向かって飛んでくれましたが、親鳥はいないのでこれから暮らしていけるかとても心配です。野生に帰ってもどうかたくましく生きてほしいものです。
子どもたちの元気な呼びかけと、素敵な歌でイベントは締めくくられました♪

音川保育所のみなさん、まめでっぽうのみなさん
イベントを盛り上げてくれてありがとうございました!
今日のイベントは「ヒナを拾わないDAY」でした。
春から夏にかけてのこれからの時期は野鳥たちは子育てのシーズンです。
巣から落ちてしまったり、巣立ちしたばかりの野鳥のヒナに出会うことがあるかもしれませんが、そんな時はどうしたらいいのか考えてもらうのがこのイベントの狙いです。
なぜ拾わないほうがよいのでしょうか?
今回のイベントには音川保育所の年長組のみなさんと、子育てサークルまめでっぽうのみなさんに参加してもらいました。
まずは誰でも知っている身近な野鳥「スズメ」のおはなしから。
スズメってよく知っているようで、いざどんな模様をしているかと言われると答えるのが難しい鳥なんですよね。
そこで絵をつかってわかりやすく紹介。
茶色一色ではなく、おなかは白くでほっぺたは黒いのが特徴的です。

子どもたちの観察力はすごい!
みんなスズメの色をしっかり答えてくれました。
では、スズメたちはいったいどうやって子育てをしているのでしょうか?
鳥獣保護センターのスタッフが絵本を読みながらわかりやすく説明しました。
次に、実際に子育て中の巣箱にこっそり小型カメラを入れてスズメのヒナの様子を観察しました。
ねいの里には野鳥用の巣箱が20個ほど園内に設置してあり、今はスズメ、シジュウカラ、ヤマガラが子育ての真っ最中なのでちょっとだけのぞかせてもらいました。

モニターには黄色いくちばしのスズメのヒナが大きく映し出されました。

普段は見ることができない巣箱の中に子供たちも興味津々!
スズメのことが少しわかってもらえたところで本題に入ります!
ヒナをみつけたときどうして拾ってはいけないのかについては「わたしのことり」という紙芝居をつかってお話ししました。
まだ上手に飛べない巣立ったばかりのヒナをみつけたモモちゃんという女の子が物語の主人公です。

野鳥のヒナは本物の親鳥でないと立派に育てられないことがよくわかってもらえたかな?
鳥獣保護センターではヒナは見つけても安易に拾わずに親鳥に育てさせることをお願いしているのですが、どうしても親鳥に返すことができなかったヒナをやむをえず育てているので、そのヒナたちの餌やりの様子も見てもらいました。

ヒナを育てるためには一日に何度も何度も餌をあげなくてはならずとても大変な仕事なので、親鳥たちは本当にすごいと感じています。
最後に今年4月27日に鳥獣保護センターに搬入され、スタッフが一生懸命育てたセグロセキレイの若鳥4羽を自然に返しました。

無事4羽とも大空に向かって飛んでくれましたが、親鳥はいないのでこれから暮らしていけるかとても心配です。野生に帰ってもどうかたくましく生きてほしいものです。
子どもたちの元気な呼びかけと、素敵な歌でイベントは締めくくられました♪

音川保育所のみなさん、まめでっぽうのみなさん
イベントを盛り上げてくれてありがとうございました!
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